ジルパテロールとは?ボクシング禁止薬物の副作用と効果とは?
2019/06/19
こんにちは!
城ドラと芸能ニュースに耳年増な管理人・Mです
先日行われたボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチで
チャンピオンの山中慎介(帝拳)に4回TKO勝ちして新王者となった
ルイス・ネリ(メキシコ)が来日前に受けていた薬物(ドーピング)検査で
禁止薬物の陽性反応を示したことが試合後に明らかになりWBCから公式に発表されました。
既に様々な報道が今回の問題発覚による試合の無効や王座の返還などについて物議を交わしています。
その中で、今回明らかになったルイス・ネリ選手に陽性反応を示した禁止薬物について
公式な発表では「ジルパテロール」という成分が検出されたとのことです。
そこで、プロボクシングの世界において禁止薬物となっている成分である
ジルパテロールとはどんなものなのか?その効果や副作用について調べてみました。
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ジルパテロールとは?ボクシング禁止薬物の副作用と効果とは?
では、今回明らかになった禁止薬物として陽性反応を示したジルパテロールとは
いったいどんな成分なのかご紹介していきます。
ジルパテロールは主に牛や豚などの家畜の生産過程で扱われる医薬品として知られているそうです。
その効果としては、筋肉量の増加を促す大きな効果があるんだとか。
気管支機能を拡張させて心拍数を上げる副作用を起こすことで、
家畜の筋肉量や体重の成長に大きな効果があるんだそうです。
いわゆる筋肉増強剤といわれる効果と作用を示す成分というワケです。
筋肉増強って言葉だけでヤバい気がしますね。
モンハンでいう鬼人薬や硬化薬の元になる増強剤のような効果ってことでしょうか(笑)
プロボクシングにおいて禁止薬物として指定されているものに筋肉増強剤クレンブテロールがあるのですが、
今回陽性反応を示したジルパテロールも酷似した成分であり、その効果や副作用も似ているとのことのようです。
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タイトルマッチ後というタイミングでWBCから発表があったことについて、
チャンピオンになったルイス・ネリ選手の陣営からの見解によると、
陽性反応のあったジルパテロールの成分を含んでいる
牛肉を食べていたことによる影響である
と説明しているのです。
しかしながら、仮にそのような牛肉を食べたからといっても、
陽性反応を示すほどの数値が体内に蓄積するには、
少なくとも牛を1頭まるまる食べ尽くす必要があるそうです。
なので、普段の生活の中で食する量であれば問題になることはないそうなのです。
近年、メキシコの選手に同じ様な薬物反応によるトラブルが増えているようで、
対戦する各国の陣営からも異を唱える意見が後を絶たない現状があるそうなのです。
例えは相応しくないかもしれませんが、
牛や豚といった家畜を育てるようにプロとして選手を育成する方々の中に、
そのような心無い考えを良し!として行動できるとしたら、
スポーツマンとして本当に恥ずかしいことだと言えるでしょうね。
なんだか、ドOOOボールに出てくる悪いヤツらも
似たようにインチキをして強くなっていたような・・・。