神戸製鋼所の社員2人がインサイダー取引をしたことがあっさりバレて合わせて約350万円ともいわれる課徴金の納付命令が下されたようですね。
企業の社員によるインサイダー取引発覚のニュースをよく知る機会が多いですが、そもそもインサイダー取引って何かご存知ですか?
そして、このインサイダー取引って絶対に隠し通せないらしく、100%バレるらしいですよ!
今回はインサイダー取引がなぜバレるのか?100%隠し通せない理由について調べてみました。
専門用語バリバリではなく、簡単にポイントだけまとめましたのでサクッと読めます。
インサイダー取引初心者・・・いや、インサイダー取引について知りたい!と気になった方は一読ください。
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神戸製鋼社員のインサイダー取引があっさりバレた内容は?
今回バレた神戸製鋼所の社員2人によるインサイダー取引発覚のニュースの概要です。
証券取引等監視委員会は21日、神戸製鋼所<5406.T>の社員2人がインサイダー取引をしたとして、金融商品取引法に基づき課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告したと発表した。課徴金額は合計351万円。
神戸製鋼では2017年、検査結果の改ざんなどで顧客と取り交わした製品仕様に適合していない製品を出荷していたことが判明。勧告の対象となった社員は、この事実を公表前に知って神戸製鋼株に売り注文を出していた。
社員2人のうち1人は、神戸製鋼の株式合計6000株を空売りして課徴金額は340万円。監視委は21日の記者向け説明で「損失回避ではなく、あえて利得目的で空売りをしているのは、普通の事案より悪質性が高い」との見方を示した。
引用元:jp.reuters.com/
そもそもインサイダー取引って何?
インサイダー取引について簡単にまとめると、
会社にとって重要な事実を事前に知った人が、その事実が公表されて会社の評価に影響を及ぼす前に、特定有価証券などの売買取引を行う行為です。
そして、取引が行われた際に損失が出てしまった場合でもインサイダー取引を行ったとみなされて罪となってしまいます。
ですから、とにかくやっちゃイカンことなのです( `ー´)ノ
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インサイダー取引なぜバレる?あっさりバレた理由は?
インサイダー取引を監視しているのは、金融庁の証券取引等監視委員会という機関です。
大きな株価変動が起こった際に、その直前の出来高に異常な急増があった場合にインサイダー取引を疑っています。
どのような方法で監視しているのか具体的な方法は公表されていませんが、おかしな取引があった場合には間違いなくバレます。
過去には、日経社員や村上ファンド、グッドウィルなどがインサイダー取引の告発を受けて大きなニュースになりました。
インサイダー取引の発覚は証券取引等監視委員会の徹底的な監視の下で発覚しますが、一方では関係者からの情報がリークされたことがキッカケでバレしゃうこともあります。
インサイダー取引は、たとえ少額であったとしても取引が発覚すれば罪に問われます。
さらには、取引によって損失を出してしまった場合でも逮捕されてしまうという、まさに”ふんだりけったり”状態になります(>_<)
まとめ
今回は『インサイダー取引なぜバレる?神戸製鋼社員があっさりバレた理由は?』と題して、神戸製鋼社員のインサイダー取引がバレたニュースを知り、あらためてインサイダー取引がなぜバレてしまうのか?その理由について調べてみました。
・インサイダー取引は金融庁の証券取引等監視委員会が厳しく監視している
・インサイダー取引は少額でもダメ!損失になってもダメ!とにかくやったらダメ!
・インサイダー取引は100%バレます!
・インサイダー取引は犯罪です!
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